人生

僕のジレンマ in 飲食店


どうも、ささおです。

 

皆さんは、ご友人とお食事に行ったことがありますか?

僕はあります。きっと皆さんもあるでしょう。

ごくごく一般的なことです。:

 

なぜ友達とご飯に行くのか。

それは「友達と談笑するため」。それ以上でも以下でもない。

美味しいものを食べ、昔話に花を咲かせ、将来の夢を語って絆を深める。

これが大切。美しき友情。Boys be ambitious。

 

しかし、しばしば本筋から大きく逸れてしまうことがある。

 

美しい店員さん

 

これがいけない。

大問題だ。

 

店員さんが美女だと友人との会話に集中できないのである。

「うわっ・・・美女やん・・・」

もうこれを思ってしまったら会話は雲散霧消。

 

僕の脳は美女の存在に占領される。

 

メインスレッドでは、耳を傾け友人の夢を聴く。

バックグラウンドでは、視界から得た膨大な美女情報のセーブとデリートを延々と繰り返している。

 

僕は眉間にしわを寄せ、虚空を見つめてウンウン頷いているでしょう。

 

全く聞いていないのである。

視界から得るバラ色の美女情報の濃さにデリートが追いつかず、

赤べこのようにペコペコしているだけのおもちゃに成り下がる。

いまどきトイザらスにも置いていないような、ちゃちなやつだ。

神妙な顔もあくまでポーズ。

 

ここまでならまだいい。

話を聞いている演技も友人との関係を良好に保つためであり、友愛からくる善行だからである。

友人思いの、人格的に優れた人間と言える。

 

しかし、

脳の美女情報がだんだんとメモリを圧迫してくる。

 

率直に言うと、話を聞いている演技が美女によく見られるために使われるようになるのである。

「熱い話をしている俺かっこいいよくね?あれ?ちょっと店員さんこっち見てる?ハスに構えて足組んどくか。コップの持ち方もクールにいこう

目の前の友人をオブジェ感覚で利用しているのだ。

こうなると、全く聞く気がない。会話に復帰するのは不可能。相槌すらも打てない。

Siriだって「そうですか」って言えるだろうに、僕はなにも言えない。

 

 

しかし、

ただ一つだけこの状態から脱出する方法がある。

 

「あの店員さん可愛くない!?」

言っちゃうのである。

はっきりと言っちゃうのである。

ここで大事なのは、どんな話をしていても割り込んで言うこと。

「話変わるけど、あの店員さん可愛くない!?!?」

友人に「どうしてもこの話がしたいんだな」と思わせる必要があるからだ。

こうなればパーティータイムだ。

これで美女情報を制御することに躍起になる必要がなくなる。

魂に命じられるままにパッションをぶちまければ良い。

 

しかし、独り言のようにボソッと言ったなら

「話をきけ!」と怒られる。血の雨が降る。絶縁される。

 

あえてはっきりと言った方が許されるのだ。

これは僕の豊富な経験に基づいた確かな真実だ。

 

しかし、この画期的なアイデア・・・欠陥がある。

 

マナー違反

店内で店員さんの話をするのはマナー違反なのだ。流儀に反する。

「聞こえなければ問題ない」とかそういうことじゃない。

もしその話をしたら、「えっまじ、どれどれ??」とキョロキョロし出すからである。

精神的に円熟期を迎えた行住坐臥のすべてに学びを見つける刻苦勉励の鬼である僕らが、

中坊に成り下がる。

それはとても楽しいが、後悔が大きい。あのなんとも言えない喪失感は人間的知性を失ったせいだろう。猿と中坊はイコールで結ぶことができる。

 

 

チラチラ見られる店員さんも仕事に集中できない。

仕事に失敗する。

評判が下がり、時給も下がる。

果てにはあの美しい笑顔も消えるだろう。

 

 

「あの店員さん可愛くない!?」と言ったばかりに、

最も思考が煩雑な中坊の頃に成り下がり、

店員さんの笑顔も見られなくなる。

これでは誰も幸せになれない。

 

 

じゃあどうしたらいいのか・・・

 

これが僕のジレンマ in 飲食店だ。

 

解決策はない。

なんでも解決策があると思うな。

 

 


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