先日、大学の卒業式がありました。
4年間あっという間でした。。。
このホットな気持ちのまま、4年間の思い出を記しておこうと思います。
大学よりもたくさんの時間を過ごした塾講師のバイト
私は個別指導塾の講師のバイトをしていました。
私の大学生活の全てと言っても過言ありません。
始めたのは、高3の卒業式が終わったって少しした頃でした。
まさか自分が塾講師のバイトに受かるとは驚きでしたが、
始めてみたら案外うまくいきました。
生徒とも良い関係を築くことができていました。
先生と生徒というより、
『友達』という関係の方がしっくりくるほどです。
始めは、『年下の友達と話ししているだけでバイト代が出るおいしいバイト』という認識でしたが、
仲良くなるにつれて、絶対志望校に合格させてあげたいなぁと思うようになり、
指導内容、方法、計画などを本気で練るようになりました。
塾講師仲間と一緒に近所のファミレスで『どうやったら成績を上げることができるのか?』ということについて、
毎日夜通し討論していたことが懐かしいです。
その頃の経験は今でも生きていると思います。
塾講師のつらいところ
生徒と仲良くなると、その子が抱えいる悩みを聞くことがとてもよくあります。
悩みを打ち明けるというということは、
その子にとって、私はとても信頼できる人なのです。
『誰にも、親にも話せないけど、先生には話せた』と言われたこともあります。
しかし、多くの場合、
私たち塾講師にはそういった悩みを解決することはできません。
塾講師のできることの領分はとても狭いのです。
特に、学校や家庭での人間関係などの悩みは、少し触れることさえできません。
アドバイスとも言えないような独り言を言うしかないのは、とても歯がゆく、苦しかったです。
すごく悩みました。
正直、成績を上げることの何倍も多くの時間悩んでいましたが、
結局、納得のいく答えは出ませんでした。
『どんなに心血を注いでも、俺たちは所詮、塾講師でしかない・・・』
そんな思いが頭にこびりついて離れませんでした。
しかし、逆に考えればできることはとても少ないけど、
全くないわけではないのです!
その子にとって0.0000…….00001%でもプラスになるなら、
全力でやるべきです!
『まだまだ俺にできるとこはたくさんある!!!!!』
そう考えて、精神の安定を図っていました笑
学校の先生は何百人もの生徒を抱えていますよね・・・
学校の先生がなぜ変な人が多いのかは、これが理由なんでしょうね。
自分の無力さに徐々に精神が圧迫されて、崩壊してしまうのでしょう。
短いですが、これが俺の大学生活の全てです。タイトル詐欺じゃね?笑