小説

森見登美彦作品のおすすめランキングBest10!!(独断と偏見)


今回は、

私が大好きな森見登美彦作品のおすすめ度ランキングを発表します!

 

森見登美彦作品の特徴は古風で男らしい文体なのに、

隙あらばユーモアを随所に織り込んで、たっぷり笑わせてくれます。

 

文章を読むことの楽しさ、

つまりはマンガとは違った、小説だからこそ感じることができる面白さを教えてくれます!

 

驚きにあふれた奇想天外な物語の展開も楽しいですが、

それだけではなく、

ただただ文章を読む、それもすごく楽しいことなんだ!

わからせてくれるのが森見登美彦作品のよいところだと思います!!!

 

前置きが長くなってしまいました・・・

 

では、今までに私が読んだ森見登美彦の10作品のおすすめ度ランキングを紹介します!

 

第10位『宵山万華鏡』

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こちらは短篇集です。

この作品を一言で表すなら

「不思議」だとか「奇妙」や「幻想」

という言葉が当てはまると思います。

京都祇園祭での出来事を詰め込んだものなんですが、

まさに題名の通り、万華鏡のように妖しげに煌めいた作品です。

森見作品特有のユーモアをちょいちょいを織り込みながら、

京都の異世界感・祇園祭の摩訶不思議さを感じさせてくれます。

 

祇園祭は夏のお祭りらしいので、ぜひ夏に読んでみてください。

京都に行きたくなりますよ。

 

第9位『美女と竹林』

こちらはエッセイ的な作品です。

他の作品の偏屈な男っぽさは少なく、

森見登美彦さんの穏やかな人柄を感じることができます。

 

この作品、妄想が爆発しているのですが、

そこがまたいい!

 

エッセイっぽいのに何一つ本当のことなんて書いてないんじゃない??

と思わせるユーモアっぷりは森見作品随一だと思います。

 

エッセイなのに、3人称視点なのも面白いです。

私はこの作品が特にすきで、何回も読んでしまいます。

 

 

ただしこの作品は初めて森見作品に触れる人にはあまりおすすめしません。

他の作品を読んでからの方がもっともっと面白く読めると思います。

 

 

第8位『四畳半王国見聞録』

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この作品はもう阿呆満載です

 

登場キャラがほぼ全員阿呆なんです、間違いないです!

 

キテレツな世界を阿呆が埋め尽くしているので、あらすじとかありません!

これが森見ワールドか!?といった感じです!

とにかく楽しく小説を読みたい方におすすめです!

ただし、かなりくせが強いです!そこがいいんですが。

この作品も、初めて森見作品に触れる方にはおすすめしません。

他の作品を読んでからの方が、違和感なく楽しめると思います。

爆笑間違いなしです!

 

 

 

第7位『きつねのはなし』

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この作品、恐いです。

短篇集というか作品集なんですが、

京都という古都の歴史のある妖しさ、不気味さが如実に感じられます。

いつもの森見作品と違ってユーモアがありません。恐いです。

妖しい世界の魅力の深みにずぶずぶとはまってしまいます。

「これ以上読んだらもう帰ってこられないんじゃないか・・・?」

と感じるほどです。

 

私はこの作品を読んで、京都に行きたくなりました。

京都には絶対妖怪がいると思います。信じています。

夏に涼しさを感じたいときに読みたい一冊ですね。

 

 

 

第6位『新釈 走れメロス 他四篇』

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・「山月記」

・「藪の中」

・「走れメロス」

・「桜の森の満開の下」

・「百物語」

あの誰もが一度は読んだことがある超有名純文学作品たちが

森見登美彦の手によって全く新しい作品となって現代の京都に蘇る!

 

作品の流れは、走れメロスをはじめとした原作の流れを引き継いでいますが、

ほとんど別のものに昇華しています

なんたって、全編京都でのお話になっているのですからね。

 

森見作品特有のユーモアにあふれ、読みやすい。

原作を読んだことのない方でも問題なく楽しめると思います。

 

 

 

第5位『ペンギン・ハイウェイ』

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第31回日本SF大賞受賞作で、かなり人気の作品ですね。

森見作品の多くは京都の大学生の話ですが、

この作品は京都という描写はなく、しかも小学生の話です。

 

なのでいつもの古風な力強い文体とは違い、

とても子どもらしくて可愛いです。

しかし、子供らしさの中にも男の子特有のまっすぐな感じがでていて、

応援したくなります!

 

あらすじは、

突然、街にペンギンたちが現れる。

この謎の事件に、

主人公「アオヤマくん」がひそかに恋心を寄せる歯科医院のお姉さんの持っている

超能力的な、不思議な力が関係していることに気がつく。

その関係を究明するために、個性的なクラスメイトたちと冒険する物語である。

 

みどころは、

アオヤマくんの頭のよさと可愛さと情熱的な恋心です。

アオヤマくんはとても大人びていて、頭もよい、

しかし、それでもやっぱり子どもらしい部分もあり、可愛いです。

お姉さんに対する真剣な愛も必見です。

 

普段の森見作品と違いちょっぴり切ない作品ですが、

初めて森見作品に触れる方におすすめの作品です。

 

最後のページで泣いちゃうこと間違いないです!

 

 

 

 

第4位『太陽の塔』

森見登美彦さんのデビュー作らしいです。

この作品は、ぜひ、

失恋し、悲しみにくれている男性諸君に読んでほしい作品です。

 

私も失恋するたび読んでます。

元気が出ますよ笑

 

 

主人公の冴えない男はそれまで、華のない大学生活を送っていたが、

あらゆる手を尽くし、大学3年のときに、恋人ができる、

しかし、結局振られてしまう・・・

 

現在、休学中の大学5回生。

だらだらと、失恋を引きずりながら、

京都を東奔西走。

ファンタジー爆発の妄想力を糧に生きる!!

 

みどころ

失恋を引きずりつつも強く生きようとする哀れな男を、

森見特有の古風で力強く、それでいて愉快な文体を、転がり落ちるようなリズムで、

暑苦しくも爽快に描いています。

 

読み始めると、読者の失恋のつらい気持ちを半分請け負い、

読み終わる頃には、どっかに吹き飛ばしてくれるような激アツな爽快感あふれる作品です!

 

 

 

第3位『四畳半神話大系』

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アニメ化もしている森見作品一の人気作です。

ご存知の方も多いのではないでしょうか?

 

あらすじ

大学3回生の冴えないへたれ男が、これまでの不毛な大学生活に後悔し、

「もし別のサークルを選んでいれば・・・」というところから、

四つの並行世界バラ色のキャンパスライフを追い求めて奮闘する物語です。

このアニメを見たことのある方はわかると思いますが、

主人公のセリフ量が尋常じゃありません!笑

森見作品は基本的に一人称視点の小説なので、

文章のほとんどが主人公の心象なんです。

だからといってもあれは異常です!すごいです!

 

これは、それだけ文章の面白さがこの作品の根幹を成しているからなんでしょうね。

アニメの方も必見ですよ!

独特なテンポや雰囲気を小説とはまた違った雰囲気で面白いです。

 

森見登美彦特有の、

古風かつユーモア溢れるなクセのある文体を残しつつ、

テンポの良い読みやすい作品です。

 

大学生や

これから大学生になる予定の高校生に超おすすめします!

大学生活という人生の夏休みをどのように過ごすか、

よく考えるきっかけになると思います。

 

第2位『夜は短し歩けよ乙女』

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こちらも人気の高い作品です。

本屋さんではよくピックアップされているのを見かけます。

 

京都で繰り広げられるさまざまな奇想天外な出来事を、

冴えないへたれ男子大学生

元気ハツラツで無邪気な女子大学生(ヒロイン)

二人の視点から展開されるラブコメです。

 

いや、ラブコメじゃないかもしれません。

物語が進む理由は、

天真爛漫なヒロインを追いかける男子大学生の恋心があってこそなんですが、

物語全体としては、ファンタジーコメディが基盤となっています。

 

私個人としては、

恋愛至上主義的な、

スイーツ(笑)的な、

物語がちょっと苦手なんですが、

この作品は全くそんなことがなく、

へたれ男子大学生がひたすらから回ってる様子を、

親近感を感じながら、楽しく読むことができます。(勝手な都合ですみません・・・)

 

みどころはたくさんありますが、

 

やっぱりヒロインの可愛さですねー

子猫のようにふらりふらりと軽やかな足取りで、

夜の街を闊歩するところが、

やわらかで無邪気な文体で届いてきます。

 

一方で、男子大学生はいつもの森見作品に近い文体で、

ヘタれかつ偏屈な男っぽい感じが出ています。

彼は基本、から回っています。笑

かっこよく男気を魅せることもありますが、

微妙にかっこがつかない不憫なやつです。

愛すべきキャラですね。

 

この作品は男女問わず、楽しめると思います!!

他の森見作品はモテない男子大学生の日々の苦悩をひたすら書いていますが、

この作品はそういった要素が他の作品よりちょっと少なめなのでぜひ読んでみてください!!

 

 

 

第1位『恋文の技術』

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森見作品中では

「夜は短し歩けよ乙女」

「四畳半神話大系」

など

もっと有名で人気の作品がありますが、

今回はあえてこの作品を1位に押させていただきます!

 

私が大好きだからです!!

他にごちゃごちゃした理由は特にありません!!!

 

こちらは、全編「お手紙の上だけ」という珍しい作品です。

京都の大学院から、能登半島の実験室に飛ばされた男が、

人恋しさから、いろいろな知り合いにお手紙を書きまくり、

自分や知り合いの近況を、文通によってやりとりするお話です。

 

 

 

題名の通り、

「恋文」を書いて、意中の後輩女子に送ろうとするのですが、

どうしても理想的な「恋文」が書けない・・・

なんか気持ちの悪い文章になってしまう・・・

 

男なら誰しも経験したことがあるであろう

「恋文」を書くも渡せず、

泣く泣くゴミ箱へとシュートする悲しさ

それが詰まった作品です。

 

なかなか本屋さんで見かけることは少ないですが、

他の人気作品にも引けを取らない面白さです!

もっともっと話題になってもいい作品だと私は思います。

 

 

 

 

 

以上です。

森見作品は、

全体を通して、

重たく暗いような、悲しい話があまりありません。

 

私はそういったところが森見作品の魅力だと考えています。

楽しく笑えるものがほとんどです。(たまに怖いのもあるけど・・)

 

どうにか森見登美彦作品の魅力を伝えたかったのですが、

うまく書けなかったかもしれません。

でも、もし少しでも興味を持てた方はぜひ本屋さんで、

最初の1ページだけでいいので、読んでみてください。

それだけで笑えることうけあいです!!

 

まだ読んでいない作品は「有頂天家族」です。

 

 

 

ではでは、皆さんのおすすめの小説がありましたら、

ぜひ教えてくださいね!!!

 


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