if文について学習していきましょう
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if文とは
「もし〜〜〜であれば、???をする」という処理を記述するためのものです。
if文によって「もしお腹が空いていれば、食事をする」みたいなことを書くことができるようになります。
if文の書き方
~~~の部分(条件)がtrueになれば { } の中を実行します。
if ~~~ { ??? }
「もしお腹が空いていれば、食事をする」という処理を書くなら、このようになります。
お腹空いてる
の部分がtrueであれば 食事
をします
if お腹空いてる { 食事する }
trueって何
trueはBool型というデータ型の値で、真偽値
と呼ばれています。
Bool型は true
か false
しかありません。
trueは真(合ってる), falseは偽(違う)を表します。
主にif文と組み合わせて使用します。
例をみていきましょう
if と { の間にtrueと書いています。
なのでこのコードは常に “trueです”を表示します 。
if true { print("trueです") }
比較演算子
比較演算子はBool値を生みます。
A > B | BよりAの方が大きい場合true(それ以外の場合はfalse) |
A < B | AよりBの方が大きい場合true(それ以外の場合はfalse) |
A >= B | AがB以上の場合true(それ以外の場合はfalse) |
A <= B | BがA以上の場合true(それ以外の場合はfalse) |
A == B | AとBが同じ場合true(それ以外の場合はfalse) |
A != B | AとBが違う場合true(それ以外の場合はfalse) |
実際に数字と数字を比べて出力してみましょう。
print(1 > 0) // true print(1 < 0) // false print(1 >= 0) // true print(1 <= 0) // false print(1 == 0) // false print(1 != 0) // false
想定したBool値が出力されたら次に進みましょう
実際にif文に活用してみましょう。
定数numberが0よりも大きい場合に 、”0より大きい!”と出力するようにしましょう。
定数numberには1が入っているので、”0より大きい!”が出力されるはずです。
let number = 1 if number > 0 { print("0より大きい!") }
論理演算子 ~条件の組み合わせ~
論理演算子はBool値とBool値
の組み合わせでBool値を生み出します。
A && B | AとBがtrueの場合true(それ以外の場合はfalse) |
A || B | AとBのどちらかがtrueの場合true(両方falseの場合はfalse) |
!A | Aがfalseの場合true(Aがtrueの場合false) |
実際に出力してみてみましょう。
print(true && true) // true print(true || false) // true print(!false) // true
想定したBool値が出力されたら次に進みましょう。
実際にif文に活用してみましょう。
let number = 1 if number > 0 && number < 3 { print("0より大きいかつ3より小さい") } if number < 4 || number > 8 { print("4より小さいまたは8より大きい") } if !(number < 0) { print("0より小さくない") }
else ~if文の条件に合致しない時~
if文は条件に合致したときに処理を実行しますが、
else
を足すことで条件に合致しない時
の処理も書くことができます。
例をみてみましょう。
定数numberには1が入っているので、if number > 2 {
はfalseになります。
なのでelseの中の処理が実行されます。
let number = 1 if number > 2 { print("numberは2より大きい") } else { print("numberは2以下") // こちらが表示されれば正解 }
elseif ~さらに別の条件を追加したいとき~
ifとelseによって 条件に合致する時
と としない時
の2パターンに対応できるようになりました。
else if 条件
を使うことでさらに条件を追加することができます。
else if の後ろにさらに新しい条件を追加することで柔軟にいろいろなパターンに対応できるようになりました。
let number = 1 if number > 2 { print("numberは2より大きい") } else if number == 1 { print("numberは1") // こちらが表示されれば正解 } else { print("numberは2以下") }
ちなみに
else if
は複数個配置することができます。(if と elseは一個ずつ)let number = 1 if number > 2 { print("numberは2より大きい") } else if number == 1 { print("numberは1") // こちらが表示されれば正解 } else if number == 0 { print("numberは0") } else { print("numberは0より小さい") }
まとめ
- if文で条件によって処理を実行と不実行を分けることができる。
- Bool型
- trueとfalseしかない
- 比較演算子
- 数字の大小比べて、true・falseを作る
- 論理演算子
- Bool値とBool値を組み合わせてBool値を作る
- Bool型
- elseで条件にマッチしない時の処理をかける
- else ifで条件を追加することができる
参考
- https://wa3.i-3-i.info/word16810.html